名古屋駅の待ち合わせ場所と言えば、「金時計」「銀時計」と言われているところですね。
実はこの時計の近くにドコモの5Gアンテナがあって、待ち合わせ場所として素晴らしいです。
具体的には、金時計に向かってドコモ5GのSub6(n79)の電波、銀時計に向かってドコモ5Gのミリ波(n257)の電波が飛ばされています。
Sub6(n79)は4.5GHzの周波数帯で、ドコモのみが利用しているものになります。
iPhoneも対応しているので対応端末の多いものになります。
ミリ波(n257)は28GHzの周波数帯です。
周波数が高すぎるため電波は全然飛びませんが、上りも含めて速度はとても早いです。
対応端末はAndroidのハイエンドの一部しかありません。
金時計にあるn79アンテナ
これが有名な金時計ですね。
ここはいつ行っても大量の人がいてあまり近寄りたくないところです。
この写真の中にドコモ5Gの装置があるのですが、気づきましたか?
ここです!この左の奥の方にあるやつ。
近くで撮ったものはこんな感じ。けっこう存在感があります。
もっと近くで撮ったものがこちら
写りが悪いのはよくないのですが、この人が多い場所で立ち止まって撮影するわけにもいかないので…
よくみると右の装置には45という数字があるので4.5GHzを使っているドコモのn79だということが分かります。
5GのSub6と呼ばれているものですね。
左の2つの装置は画像だと見えないですが、280と書かれていました。
たぶん28GHzを使うミリ波(n257)の装置だと思うのですが、ここでミリ波をつかめたことはないです。
銀時計にあるn257アンテナ
こちらが銀時計と呼ばれているものですね。
こちらは名古屋駅の西という僻地にあるということもあり、金時計ほど人はいません。
しかし、こちらにはn257のアンテナ一体型の装置があるのです。
ちょうど時計と桜通線の案内の間にあるものです。
近くで撮るとこんな感じ。
これは完全にドコモのn257 ミリ波の装置!!
このあたりは人が少ないのでうまく狙えばきれいに撮れます。
でも、銀時計に向かって電波を向けていると考えるとちょっと下向きすぎじゃないのかな?
この装置が斜めについているのはあまり見たことがないですが、場所を考えると仕方ないのかもしれないです。
この装置はずいぶん前から設置はされていましたが、動き始めたのは最近だと思います。
2021年10月くらいからずっと監視していたのですが、なかなか電波を受信することはできませんでした。
私は2022年の2月に初めて動いているのを確認しました。
待ち合わせといえば金時計の方が有名ですが、ミリ波があることを考慮すると銀時計を使うほうがいいかもしれませんね。
あ、でも普通はミリ波のスマホは持っていないか…
スピードテスト
せっかくなので速度の計測もしました。
測定に使った端末はGalaxy Z fold3
この端末は電波の種類を確認しながらスピテスできるので便利です。
もちろんn257も拾えます。
まずは金時計でのn79計測
画像からもちゃんとn79を拾えていることが分かるでしょう。
結果は1Gbpsくらい。でも超えることはできなかった。
たまに超える日もあるのですがこの日はこんなもんでした。
これだけの速度が出ていれば待ち合わせをしていても、快適に待つことができますね。
Sub6でも十分です。
こちらは銀時計側、n257の結果です。
こっちは1Gbpsを超えていますね。
でもミリ波にしてはちょっと遅いような…
特に上りが早いことが特徴のミリ波でどうしてこんなに上りが遅いのか。
動き始めたばかりで調子があんまりよくないのかもしれないです。知らんけど。
でもpingは若干、ミリ波の方が早いですね。
今後も名古屋に行ったときに計測をしていきたいと思います。
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