名鉄の窓口でいつものようにミューズカードで定期を買おうとしたら、タッチ決済へ誘導されました。
いつもはカードを差し込んで暗証番号入力していたのですが、タッチ決済対応の端末へ変わったようです。
新ミューズカードも含めて、名鉄の決済関係についてまとめていきます。
SMCのミューズカード発行開始
2022年3月にSMC(三井住友カード)のミューズカードが発行開始されました。
いままではMUN(三菱UFGカード)のものでしたが、これからはSMCと仲良くやっていくようです。
新ミューズカードはタッチ決済にも対応。
カードデザインはとってもシンプルになりました。
MUNはMaster Card推しでしたが、SMCはもちろんVISA推しです。
それ以外は特に変化はないですが、個人的にはVpassが使えるだけで最高。
マネーツリーは使いたくありません。
上がMUFG発行、下がSMC発行
名鉄窓口での決済
ミューズカードの使用目的といえば定期券の購入
名鉄は使用できるカードを縛っていてミューズカードでしか決済ができません。
今回のミューズカード更新に伴ってか、窓口の端末も更新されていました。
更新された端末はVEGA3000です。
これは金山駅で見たものですが、他の駅でもこの端末になっていました。
定期券を買おうとmanacaとSMCミューズカードを差し出すと、ミューズカードはすぐに返却されて、この端末にタッチするように要求されました。
定期券の値段は10万円を超えていましたが問題なくタッチ決済できました。
その後でお店の控えにサインをします。
ここまではいいのですが、サインをした後でまたカードを渡すように言われ、駅員さんはカードの裏面の署名と控えに書いたサインを照合していました。
しかも軽くではなく、じっくりと見ていました。
この作業は必要なのでしょうか?
ここまで手間なら普通に差し込んで暗証番号を入力した方が楽だと感じます。
そもそもタッチ決済はサインレスな少額決済に向いているものですから、高額な定期券決済には向いてないような気がします。
なぜタッチ決済にこだわるのか
強引にタッチ決済をさせるのはSMCからの指導でしょうか。(ただの推測)
SMCのミューズカードを渡したときに駅員さんは、まじまじとカードを眺めてタッチ決済だと騒いでいました。
SMCのミューズカードは広告でもタッチ決済が使えると宣伝している上に、決済端末をタッチ決済対応にしたので、名鉄はタッチ決済を推し進めようとしているのでしょうか。
それはいいのですが、問題は2つあります。
1つ目はせっかくの非接触決済なのに駅員さんがカードを触る作業が多すぎること。
最初にミューズカードであるか確認するために駅員さんがカードを受け取り、決済後にも署名の確認のために駅員さんがカードを触ります。
これでは全く非接触ではありません。
自分でカードを差し込んで暗証番号を入力した方がよっぽど非接触です。
券面を見せるだけでタッチ決済ができるようにならないでしょうか。
カードが駅員さんに一切触られなくなるというのであればタッチ決済にも価値があります。
2つ目はミューズカードでしか決済ができないこと。
決済端末にミューズカードだと識別する機能なんてついているわけありませんが、名鉄駅員はミューズカード以外受け付けないように徹底しています。
カードはよく観察されますし、今回はタッチ決済終了後にもカード裏面の署名の確認をされました。
せめてGooglePayやApplePayでタッチ決済ができれば便利でしょうが、ここまで徹底されていたら無理でしょうね。
人力識別なのに対して、スマホでのクレジット決済なんて得体のしれないものを使ったら拒否されそうです。
まぁ、今度の定期更新の時には試してみるんですけどね。
名鉄、SMCがGooglePayやApplePayを推奨するキャンペーンでもやってくれたらありがたいです。
スマホでの決済が可能になれば、財布のカードが1枚減るのでとても便利です。
感想
タッチ決済は便利ですが、名鉄はそれよりももっと便利で自由に決済ができるようにするべきではないでしょうか。
結局ミューズカード縛りでは利便性は変わりません。
ミューズカードの確認のために無駄な手間と時間も使っていると思います。
お隣の名古屋市交通局なんて民間企業ではないのに、券売機で自由なクレジットカードで定期券が買えるようにしています。
タッチ決済よりもずっと便利ですよね。
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